ブリスベン青年団は随時会員を募集しています。

ニュースレター Vol 3 : 代表メッセージ

代表メッセージ

NPO法人「ブリスベン青年団」代表 タカ植松
Taka Uematsu, President of NPO Brisbane Seinendan Inc.

公式ニュースレター 21年秋号    2021(令和3)年 3月吉日

 早いもので、2021(令和3)年も2ヶ月が過ぎました。会員の皆様は、いかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。

 幸い当地でのコロナ禍も落ち着き、ブリスベンの街もほぼ平常の生活に戻っているといって差し支えないでしょう。それでも、国境を跨いでの行き来が非常に限られている現況では、家族の離散を未だに強いられている方や、ビジネスに引き続き多大な影響を受けたままという方も決して少なくはありません。一日も早く、日系コミュニティの全ての皆様の生活が、コロナ以前の状態に戻るよう願うばかりです。

 私達「ブリスベン青年団」は、今年は去年はコロナ禍で自粛せざるを得なかった様々な活動を可能な範囲で再開していくことで、当地の日系社会のアクティブなプレゼンスを高めていけるように尽力していきたいと考えています。

 その最たるものが、開催まで6ヶ月のタイミングで開催の正式発表予定の「祭ブリスベン2021」。1年の充電期間を経て、おなじみの祭が2年ぶりに戻ってきます。コロナ感染対策などもあり、現時点では、前回規模やそれ以上の規模での開催をお約束できない事情はありますが、それでも、やるからには皆様のご期待に添えるものになるよう、コミュニティの様々なスキルを結集して準備を本格化させています。我こそはという方がいらっしゃれば、是非、復活する「祭ブリスベン」を一緒に作り上げて行きませんか。

 その「祭ブリスベン」も含めて、「コミュニティ活動」と一言で書けば簡単なことに思えてしまうのかも知れません。しかし、実際は決して楽なものではありません。非営利団体である私達のような団体の活動は、基本的に皆様の善意の上に成り立っています。そんな中で、私達が当地の日系コミュニティのために行う活動が持続可能なものとして定着していくには、皆様のお力添え、そして、若い世代の活躍が不可欠です。その意味において、次代の日系コミュニティを担う人材を育成していくことも、私達に託された重要なタスクの一つになってきます。もし、皆さんご自身、または身近にコミュニティ活動をやってみたいという志の方がいらっしゃれば、自薦他薦は問いませんので、是非、ご連絡ください。

 そして、忘れてはならないのが、ブリスベンに関係する大ニュース。そうです、11年後にやってくるかもしれない「ブリスベン五輪」。もちろん、正式決定まで断言はできないのですが、IOCから事実上のお墨付きを得たということで、さすがに糠喜びにはならないでしょう。11年先とはいえ、今回の決定がブリスベンにとって素晴らしい機会なのは間違いありません。11年後の五輪開催に向けて中長期的なビジョンで発展していくブリスベンという都市において、日系コミュニティのプレゼンスがどんどん高まっていくことで、私たちのコミュニティにとっても大きなメリットが生まれてくるはずです。その機会を逃さずにコミュニティに還元できるよう、大会への準備の過程も含めて、私たち日系コミュニティとしてできることから始めていければと思います。

 私達は「全てをコミュニティのために」というモットーで活動しています。だからこそ、その大事なコミュニティの成員である皆様の「青年団がこういうことやったらいいんじゃない」とか「こういう活動があればぜひ参加してみたい」といったような生の声を聞くことがとても重要なのです。

「コミュニティからの声をコミュニティの人々とともに形にしていく」—- それこそがコミュニティ活動のあるべき姿だと、私達は考えます。これを読んだ一人でも多くの方が、ブリスベン青年団の活動を支持していただくだけに止まらず、実際の活動に参加していただけるようになることを願っています。

 最後になりましたが、まだまだ、暑い日が続きますが、皆様にはご自愛いただきますよう願っております。

NPO法人「ブリスベン青年団」

代表 タカ植松


Public newsletter                    Summer 2020 Edition

Dear members and friends,

Thank you for your continued support of the Non-Profit Organisation, Brisbane Seinendan Inc.  Whilst the calendar says it’s December, the sense of time and seasons passing is completely different in Brisbane because this is when Summer starts! On the morning of December 1st every year, the radio announcement that it’s the first day of Summer still takes me by surprise. 

Taka Uematsu 

President of NPO Brisbane Seinendan Inc.